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妊娠線の自宅ケア

妊娠中、お腹が大きくなる過程で突然現れる妊娠線は一度出来てしまうと、薄くすることは出来ても完全に消すことは難しいと言われています。 ママの勲章とも言える「妊娠線」ですが、出来れば日々のケアで出来る前に防ぎたいものです。すでに出来てしまった人もあきらめずにケアして目立ちにくくしていきましょう!
今回のコラムでは、「妊娠線の自宅ケア」についてご紹介いたします。

 妊娠線、別称「ストレッチマーク」について
妊娠線とはお腹などの皮膚の表面に亀裂が入ったようにできる線のこと。
妊娠により急激に大きくなるお腹などに対して皮膚の伸びがついていかず、真皮が断裂したことが原因です。 いわゆる肉割れの事で、妊娠中にできたものは妊娠線と呼ばれています。
お腹けでなく、体重の増加などにより腕や太ももやバスト、おしりetc...妊娠により身体の変化がある、あらゆる場所にできる可能性がある妊娠線。
乾燥するとできやすく、妊娠4ヵ月頃から意識的な体重管理に加え、全身の保湿ケアをすることで妊娠線を防ぐ・目立ちにくくすることができるでしょう。

●出来やすい人
妊娠線には出来やすい傾向にある人がいるようです。
双子以上の多事妊娠の方は急激にお腹が大きくなりやすいという特徴がありできやすくなります。
経産婦さんは上の子の育児に追われ自分のケアに時間をかける暇がないといった現状があるようです。また1人目で出来なかった人は2人目でも出来ないだろうという油断によりケアが不十分になり出来やすくなるようです。
小柄な方は標準体型の人と比べるとお腹などの皮膚面積も小さく、赤ちゃんの成長により皮膚にかかる負荷もその分大きくなるため出来やすい傾向があります。

●妊娠線ができる前兆?
いつの間にか気付かない内に突然できている妊娠線ですが、できる前兆があるようです。
多くの方ができた場所の皮膚に「かゆみ」を感じていました。
真皮が徐々にさけていることによりかゆみが発生しますが、このかゆみを感じた時点ですぐにケアしてあげれば 段階によっては出来てしまいますが、程度を小さくしたり未然に防げる可能性はあります。
妊娠により身体がどんどん変化している中、かゆみといっても違う事が原因だったりもしますが、 かゆみを感じたら敏感に反応してケアをしてあげる事が妊娠線予防には大事です。
 ケア方法 ~保湿~
ケア用品はローション・クリーム・オイルの3種類が主で、お肌にうるおいを与え弾力を保つことで皮膚が伸びやすくなり妊娠線(真皮の断裂)を防ぐ効果があります。
種類によって効果に違いがあり、ローションはなじみやすく浸透力は高いですが保湿力は低め、オイルは浸透力は低いですが保湿力は高く、クリームはローションとオイルの中間というイメージです。
時間があればローションを塗った後うるおったお肌にオイルでフタをする組み合わせが良いかもしれません。

妊娠中は皮膚やにおいに対しての感覚も敏感になっていることもあり、必ずしも最も保湿力が高い方法が合うとも限りません。 身体と相談して自分に合ったものを選ぶのがよさそうです。
購入の前ににおいやお肌にぬった感じを試してから購入できると失敗がないですね。

種類以外に無添加でお肌に優しい成分か?塗りやすくベタつかないか?なども選ぶ時チェックしたいポイントです。
妊娠線専用のケア用品は色々なメーカーから販売されていますが、中には高価なものもありますのでお財布と相談しながら選びましょう。
(高いものを購入してもったいなくて薄くのばして付けていたせいで保湿が足りず出来てしまったという口コミがありましたがこれでは本末転倒ですね)
専用でなくても保湿力の高いボディクリームやオイルなどでも充分代用できるので、専用のものにこだわらずコスト・効果・相性などで検討してみてください。
 ケア方法 ~サポート下着~
腹帯やガードルタイプのサポート下着はおなかをしっかりサポートして重みによる負担をやわらげてくれるものです。
スキンケアで保湿をしっかりした後サポート下着をつければ、より保湿を保てます。ぴったりラップ効果で乾燥もしずらくなり、サポート下着本来の目的にプラスしておすすめです。
 ケア方法 ~体重管理~
妊娠線は皮膚の乾燥と体重の“急激な”増加によりできるものです。
保湿ケアを一生懸命にやっていても、やはり“急激な”体重増加には注意し、体重制限をきちんとしないと出来てしまう可能性が高くなってきます。
つわり後は食欲も増え制限するには一苦労ですが、理想的体重増加目安に近く、体重は緩やかに増えるのが理想的です。
ストレスをためない様たまにはご褒美のスイーツなどで息抜きしながら、上手に管理して綺麗なお腹を保ちたいものです。


妊娠してから、つわりもなかった私は、食べたいだけ食べ、体重がどんどん増加。 産婦人科の看護婦さんに、検診のたびに注意されるほどでした。
7カ月くらいの時でした。下腹部の皮膚がかゆくて、先輩ママにそれとなく聞いたところ、 妊娠線ができるかも!と聞いてびっくり!!妊娠線予防のクリームを急いで購入。 毎日、お風呂上がりに塗りました。 おなかのマッサージにもなり、赤ちゃんとコミュニケーションになったような気がします。 気持ちよく出産まで続けられ、おかげでお肌も出産も無事に乗り越えました。

妊娠によってどんどん変化していく身体に戸惑ったりでもうれしく思ったり・・・
妊娠線ケアも赤ちゃんをすくすく育てるためにがんばって変化している自分の身体への応援だったり、
赤ちゃんとのコミュニケーションと思えば大切な時間になりますね。